都立大学、用賀、東陽町東京都内3箇所にある中国語教室。中国語会話、ビジネス中国語はもちろん台湾華語、台湾語、HSK、中国語検定対策講座。HSK認定校。韓国語教室併設。

台湾華語・台湾語

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台湾が好きで中国語を勉強したい方が増えています。
何を勉強したらいいですか?とよく聞かれますのでまとめたいと思います。ご参考になさってください。

『台湾で通じる中国語』を勉強したいとき、いくつか選択肢があります。

1 『標準中国語』

いわゆる北京語、マンダリンは台湾でも通じます。中国で使われる中国語と台湾ではほぼ90%くらいは同じ”と考えていただいても大丈夫です。かなり乱暴な言い方をしましたが、旅行で使うレベルでスピーキング&ヒアリング程度であればという意味ではあながち間違いではありません。台湾だけでなく中国にも旅行や出張で行かれる予定があったり、HSKや中国語検定などの検定試験をいずれ受けたい方はこちらをオススメします。

標準中国語のメリットは・・・

①対象とする人口が多い!
②検定試験では有利
③学習者が多いので良いテキストが多くて選べる

美味しいものも多い台湾!

2 『台湾華語』

台湾で一般的に使われている中国語を『台湾華語』と言います。台北でも高雄や台南でも地方・民族関係なく通じる台湾での標準語です。台湾国内では『國語』とも言います。
先ほど標準中国語とは90%同じ、と申し上げましたが、やはり違うところも多くあります。
例えば朝の挨拶で標準中国語では『早上好』というところ、台湾華語では『早安』と言います。台湾の会社で同僚に”早上好!”と声をかけたらやはりちょっとびっくりされると思います。簡単な挨拶でさえ表現が違うんです。

また台湾でしか使用しない単語もたくさんありますし、単語が同じでも発音、イントネーションが違ったりします。
私の中国語は北京で留学していたので標準中国語ですが、台湾に行くと自分の中国語がちょっと強いと感じるので台湾っぽいイントネーションで”優しく”話すように心がけています。そのくらいやはり”違うもの”なんです。

また、標準中国語は簡体字、台湾華語は繁体字で使用する漢字が変わってきます。台湾は伝統的な表記(繁体字)を使用しますので、日本人には逆に馴染みがあります。画数が多いので手書きは大変ですが…。

例えば”飛ぶ”という漢字は

→簡体字ですと”飞”(中身が吹き飛びます。。。)
→繁体字だと”飛”

”認識”

→簡体字ですと”认识”
→繁体字だと”認識”

”経済”

→簡体字ですと”经济”
→繁体字だと”經濟”(画数多いですね。。。)

となります。

台湾華語を勉強すべき人は

①台湾がとにかく好きで、中国はあまり行かない
②台湾で留学したい、働きたい
③台湾のドラマや映画、歌が好き
④中国の検定試験(HSK)にはあまり興味はない

台湾の発音記号・注音

3 『台湾語』

台湾の方言、台湾語(閩南語)を学ぶという選択肢もあります。台湾国内では『台語』と言われていて、台北出身の若い方の中には話せない方もいますが、ある一定の年齢以上の方、特に台南や高雄など南の方ではよく使われています。台語は”方言”と書きましたが、語尾がちょっと違うとかそんな小さな違いではなく、発音が(文法も)全く異なります。上海語とか、広東語とかも中国標準語とは全く違うのでお互い理解できないのですが、台語も同じでそれぞれ親戚ではあるけれど、別言語と理解しておいた方がイメージ近いです。

台湾のテレビドラマやバラエティでは台湾華語と台湾語をミックスして使っているのをよく見ます。より深く台湾の文化を理解したかったら台湾語という選択肢は面白いと思います。
また日本人で台湾華語ができる人がいても、台湾語ができる人はかなり少ないので、例えば10センテンスくらいでも台湾語を覚えておいて、台湾の友達や旅先で出会った人に披露すると”日本人が台湾語話しているぞ!”と面白がってもらえるかもしれません。そういう意味では普段は華語を勉強しておいて、レッスンの5分とか10分だけ台湾語に使う、というのはアリだと思います。

4 『客家語』

客家語は台湾では300万人ほどが話す言語で、電車の車内アナウンスでも台湾華語、台語の次くらいに流れることが多いです。台湾総統・蔡英文さんも客家出身です。中国の広東省、福建省、山西省、シンガポール、マレーシアなどにも客家人は多くすんでいます。文化としてはなかなか興味深い客家なのですが、(客家の花柄の布など人気がありますよね)言語を習得するとなるとなかなかハードルが高いです。莉莉でも現在のところ残念ながら客家語を教えられる老師はおりません。

 

ほかにも多民族国家の台湾らしく原住民の言葉などたくさんの種類の言語があり、台湾の文化を彩っています。
ただ、『日本人が台湾で通じる言葉を学ぶ』、という観点からいうと通常は1か2、もしくは3をプラスするかで選択される方が多いです。莉莉の生徒さんの中には台湾華語はやらずに台湾語だけされる方もいますので、もちろん台湾語オンリーもアリです。

以上実際にはテキスト何かも実際に見ていただきながら詳しくお話させて頂いておりますので、ご興味のある方はご相談くださいね。

台湾老師は3名おります。どの老師も標準中国語と台湾華語両方教えられます。(すごく貴重なプロの老師たちです。中国ではこういうけれど、台湾ではこう言います、って教えられる老師ははっきり言ってほとんどいません。台湾では文法が中国と比べて緩いので文法をロジカルに教えられる台湾の老師が少ないのが現状です。)講師についてはこちらをご覧ください。

 

★台湾華語の検定試験として TOCFL(華語文能力測験)があります。台湾公式の中国語検定です。入門レベルから上級レベルまであり、6レベルに分かれています。台湾の大学に留学する際や、台湾の会社に就職、転職するときのアピールポイントの一つとなります。しっかり実力をつけて対策講座で試験対策を行なってください。

 

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